2013年5月16日木曜日

ちいさな部屋が好き

大きな建物が好きなのに、小さな部屋が好きです。

このブログで綴っている夢が叶うとしたら
私が暮らす部屋は、コンパクトなはず。

理想は、モンゴルの遊牧民のゲルなんですから。

ゲルっていうのは、モンゴル語の家という意味です。
パオっていうのは、中国語ですね。

ゲルは移動式住居です。
慣れた人達が一斉に取りかかれば二時間くらいで組み立てることができます。
でも、毎日のように移動するわけじゃなくて
冬のゲル、夏のゲルといったイメージで年二回から三回の移動でしょうか。

天候や自然の状況によってさらに移動することもあるようですが。

遊牧民ていうから、住所がまるっきり不定というわけではなくて
例えばこの家族は夏にはこのへんにいるっていう感じですから
郵便も届くのです。

年数回の移動とはいえ、家財道具一式を持ち運ぶのですから
最小限のもちもので彼らが暮らしていることがわかります。
モンゴルに滞在していると、そのシンプルさが豊かさであることに気付くのです。

草原でしばらく暮らして、日本に帰ると
街も、自分の部屋も「なんてごちゃごちゃしてるのだろう」と呆然とします。
ものが多いことが豊かさであった時代はもう終わり。
たくさんのものに振り回されて過ごすのももう終わりにしたいものです。

現在の生活スタイルでは、すべてのものを断捨離するのは難しい。
それでもあきらめずに、すこしずつ整理や処分を続けています。
でも道のりはあまりに遠いようで、途方に暮れることも。

母の実家で田舎暮らしをするその夢が叶うなら、本当にさっぱりと
ちいさな部屋で暮らすはず!




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