2013年6月30日日曜日

かまど

私が幼い頃の母の実家の家には竃がありました。

プロパンガスも使っていたみたいだけど
かまども健在で、その火の番をするのが
田舎に行く楽しみのひとつでした。

広い土間は、台所に続いていて、竃があって
もうあまり細かいところまでは思い出せないけど
とてもいい雰囲気だったのです。

街で暮らしていては、そうそうたき火をすることもありませんでしたから
燃えている火をみているだけで、面白かった。

おばあちゃんは、一緒に座って火をつけてくれ
薪をくべて、とりとめないおしゃべり。
じゃあ、頼んだよとおばあちゃんがおかずを作りに行くと
私は、ちょこんとすわったまま、竃の様子をながめ
実にいい加減に薪を足したりしていたものです。

やがてご飯のあまーい匂いが漂ってくる。
ことこととまな板の音以外、ほとんどなんにも音がしなくて
竃の火がささやくような音をたてている。
思い出したように蝉がミンッと鳴いて、竹やぶをゆらす風の音がさわさわ。

竃の前に座っている時間は、いつまでも続くような、
あっという間に終わってしまう夢のような、不思議なものでした。

竃があったら、あの時の時間をもう一度体験できるのかもしれません。
やっぱり竃があったら、楽しいぞ。

2013年6月29日土曜日

いっそ露天風呂

ゆくゆくは庭にピザ釜を作ってみたいおもってるって
友人に話をしたら、
「ピザ釜作れるなら、露天風呂作れるんじゃない?」ですって。

うわあ、そこまでは考えなかった!

その話を聞いて
友人のかまどと一体化した露天風呂の写真を
見せてもらったことがあるの、思い出しました。
山の中の田舎の家に、家族で作ったと
話を聞きました。

もうずいぶん前のことですし、その頃は田舎にくらそうなんて
夢が今より遠いものだったせいもあって
残念ながら、形の詳細までは覚えていないのですが…
もっとちゃんとメモとかとっておけばよかった。

かまどと一体化したお風呂があれば、
料理とお風呂が両方準備できちゃう。
ひょっとして、火をくべることころは共通で
両方準備ができるなんてことだったりして。

さっと汗を流すだけだったら、それほど熱いお湯も必要ないでしょうし
井戸を湧かしたお湯につかるなんて
すてきだなあ。
また、わくわくするものが増えてしまった。


2013年6月28日金曜日

庭にピザ釜があったら

夢の話の続きです。

耐火レンガを上手に使えば、それほどお金をかけなくても
ピザ釜を作れると聞きました。

庭に作ると思えば、初号機があんばい悪ければ
じょじょに改良するくらいの気分でいいかな。
仕事じゃないんだから。

ピザをこねて、寝かせている間に釜に薪をくべる。
畑に行って使えそうな野菜をとってくる。
そして、ピザを焼く!

ピザ釜の近くに大きなパラソルとテーブル。
ハンモックなんかも置いて。

井戸水で飲み物を冷やして、ガーデンパーティー。

楽しいだろうなあ。

庭にピザ釜があるなら、パンチェッタもトマトソースも作っちゃうに違いない。
茄子とかズッキーニ、バジル、オレガノ、トマトくらいは畑にあると想定。

トマトソースや、ピクルスなんか、大きな容器で作れると思うと
わくわくします。

きっと、とっても美味しいピザが作れます!






2013年6月27日木曜日

庭があったら その2

いろいろなことがうまくいかないような気がして
落ち込んだまま、ベッドにもぐり込んだとしても
庭があったら…と夢を思い描くと、元気が出てきます。

庭があったら、バーベキューをするとか、燻製を作るとか
そういうアウトドアな楽しみが増えますね。

シンプルなたき火コーナーがあるだけでもきっと楽しい。
たき火の火と、暗くなっていく時間を味わいながら
お酒飲んだりしてみたい…

先日思い描いた内容が、食べ物中心なのは
眠る前にお腹がすいていたからかしら(笑)

そして、田舎ならでは、ぜひ作りたいものは
ピザやパンを焼くことのできる釜なんです。

普段は炭水化物をなるべく摂らないように生活してますが
実はピザつくるの大好き。
庭でピザ焼いて、友人達と楽しい時間を過ごしてみたい。

ピザにブルーチーズがのっているなら、もちろん
蜂蜜は月影はちみつですよっ!

2013年6月26日水曜日

庭があったら その1

最も幼いころの家の記憶には、ちいさな裏庭があります。
池があって、ちいさなお稲荷さんの祠があって、柿の木がありました。
庭から洗濯物干場の階段を登ると、まだまだ周囲の建物は低くて
豊島園の花火がとてもきれいに見えたものです。

その後、新しい家は、庭も井戸もつぶして建てられ
私の生活から庭はなくなってしまいました。

いつでも母は、ベランダでさまざまな植物を育てていますが
それも庭がないさみしさを紛らわせるため、不可欠なものなのでしょう。

母の実家に預けられる夏の生活には、庭がありました。

街暮らしの私にとっては、その庭はワンダーランドでした。
ニワトリに追いかけられたり、薬味の茗荷を採りに行ったり…

普通の里山の農家の暮らしに触れることができたのは
とても幸せなことだったと思います。

今後、母の実家近くに住むことになれば、いよいよ庭のある生活です。
広い庭は、掃除だけでもたいへんよと母はあきれ顔ですが
今まで、庭があったらやってみたいこと、あきらめてたことが
みんなできるかも!

そんな風に思ったら、がぜんやる気が出てきます。








2013年6月25日火曜日

れんげ畑(仮)

先日、畑の予定地を見に行きましたが
想像通り、近くに井戸はありませんでした。

美味しかったトウモロコシも、スイカも
おばあちゃんやおじさんが、お水を運んできて育てたものだったのかしら。
今頃になって、愛情をしみじみ感じます。
霧雨の中、胸がきゅんとして、涙が出て来てしまいました。

家の井戸から運んだとしたら、大変です。
近くの家からお水を借りたのかのかもしれませんが。

やっぱり、ゆくゆくは井戸が必要だと感じました。

今は、草ぼうぼうでも、来年の春にはかわいいレンゲの花で覆われたら
不思議な空間になると思います。

レンゲだけじゃなく、匍匐性の野生に近いタイムも植えてみたい。
古いヨーロッパの庭みたいなグランドカバーになったらいいな。

夢の実現のためには、まだまだ課題満載です。


2013年6月19日水曜日

ゲンジボタル

子供の頃に蛍を見たのは、夏休みのことでしたから
その蛍は、ヘイケボタルだったのですね。

先日、母の実家へ行った時に真っ暗な中、懐中電灯を持って
水辺を歩いてみました。
昨年、叔父がゲンジボタルを見たというのです。

この辺り一面が水田だったころは、農薬のせいか
全く蛍は姿を消してしまいました。

現在は、水辺を守ろうとするNPOの活動などもあって
いよいよほたる復活、なのかもしれません。

霧雨が降っていましたが、森の際の水辺は
木々に守られて風も雨もさほどつよくなく、幻想的な
蛍の飛翔を見ることができました!

なにせ、すぐ近くは「奇跡の原っぱ」ですからね
蛍くらいはいてくれないと。

それにしてもせっかく残ってる「奇跡の原っぱ(千葉県印西市)」
なんとか残せないものかしら。

2013年6月15日土曜日

懐かしい庭

木曜日は、おばさんのお見舞いに。

誰もいない本家の庭には、真っ白の紫陽花が咲いていました。
この庭は、幼いころの思い出が一杯。

やさしかったおばあちゃん。
毎年、夏はずっと田舎で過ごしてました。
仕事を始めて、いそがしくなって何年も田舎に行かなくなって…
夏休みなら、孫達が遊びにくるかと
そんな時期に、祖母は急になくなってしまいました。
前日も、畑仕事をして、育てた花を近所に配って
次の日には、帰らぬ人になってしまいました。

駆けつけた私たちは、祖母が丹精した花達に迎えられたものです。

雨戸越しの日の光が、筋になって差し込むことを
まじまじと眺めていたことなんかを思い出します。

廊下の先のトイレはちょっと暗くて怖かったけど
トイレの入り口に手洗い用の鉢があって
手ぬぐいもぶら下がっていたのが、なんとなく好きだった。
子供心に、風情を感じていたのだと思います。

だからこそ、この土地が好きで、ここに戻りたいと思うのでしょう。
なるべく早く、母が元気なうちに。

2013年6月12日水曜日

明日は田舎へ

明日は、母の実家へ。

その前にいろいろと立ち寄るところもあるので
丸一日の外出になります。

叔母と落ち合って、IKEAに行って、コストコに行って。
IKEAでは、仕事の関連の仕入と自分のちょっとした買い物。
それと何と言ってもスウェーデン式ミートボール!
コストコでは、レーニエチェリーを捜します。

土砂降りでなければ、母の土地の状況など
見に行こうと思っています。
夕方、蛍の様子も確認するつもり。

それにしても、この間行った時も雨だったなあ。

早目に寝てしまいたいと思うけど、今日中に終わらせたいことが…
もう少し、がんばってみます。

もしも野菜を作るなら

もしも畑があって野菜を作るなら、何が良いだろう?

そんなことをつらつら考えます。
私の生活に欠かせない野菜は何か?
例えば、今後一生、あるひとつの野菜しか食べられないとしたら?

こういう質問なら、私の答えはきまっていて
「小松菜」なんです。
サラダも、ジュースも、炒めても、スープでも。
火加減によって味わいが変わるところなど
料理もたのしい。
ほうれん草のようなアクもないし。
栄養的にもとてもいいですよね。

北海道に長期出張の時に、小松菜のジュースを作りたくて
市場にいっても小松菜はないんです。
でも、捜したら、たしか「ビタミン菜」という名前で売られていました。

でも小松菜は、しょっちゅう使いたいものだから
家の裏手に作るみたいな感じ。

レンゲ畑のエリアに作るなら、イタリア野菜がいいかも。
水が少なくても大丈夫で、日当りを好む野菜。

そんなことを考えています。

2013年6月11日火曜日

井戸

母親の名義の土地。

農地ですが、今は何も作っていません。
ここにもし、畑をつくったり、家を建てたりしようと思ったら
農地を宅地に変更するなどの手続きはもちろん
井戸を掘らねばなりません。

この一帯には水道がないのです。

電気については、すぐ近くに家もあるし、電信柱もある。
見上げれば無粋な高圧線の鉄塔(?)がある。

でも、井戸だけは、掘らねばなりません。

母の実家でももともとある井戸の他に、何回か
井戸を掘っています。

これからの田舎暮らしということについては
不便を楽しむ感じで…なんて思ってますが
井戸を自力で掘ろうとは思いません。

幸いにもボランティア的に井戸を掘ってくれる(もちろんお金は払います)
里山保存会が近くで活動しているので、
たぶんそこに頼むことになるのだろうなあ。

ホームページを見たら、アフリカへも井戸掘りに行っているらしい。

もちろん、私のオーダーは、電気をつかわない
足踏み式の井戸です(笑)だって一番安いんだもん。

2013年6月10日月曜日

ブルーベリーの花がみたい

母の実家近くで暮らすおじさんが、ブルーベリーを育てています。

毎年、実った頃に連絡をくれて、ブルーベリー狩り。
うっかり軽装で出掛けて、蚊に食われまいとぴょんぴょん
飛びながら(?)収穫させてもらいます。

はちみつのこと考えてたら、ブルーベリーの花も
蜜蜂たちにとっては、魅力的な蜜源なんですね。

ああそれなのに、ブルーベリーの花が咲いてるところ
見たことないんです。

調べてみたら、もう開花期は過ぎているようで残念です。

来年は、開花期に花との出会いを逃さないようにしなくっちゃ。
近くには、梨の畑もたくさんあるから、それも蜜源になることでしょう。
梨の花は、見たことも匂いを嗅いだこともあります。

梨の花は、あんまりいい匂いという印象はなかったな。

2013年6月9日日曜日

今週は木曜日休みます。

今週は木曜日を休日にします。

この日は、家族で外出します。

朝から出掛けてIKEA、コストコで買い物
そして、本家のおばさんのお見舞いに行きます。

その後で、母の土地の周辺などリサーチ。
と言っても歩き回ってくるだけですが(笑)

空き家状態になっている隣りの様子もついでに確認しなくちゃ。

おじさんの作ってるブルーベリーの様子も見に行こう。

そんなこんなで、たぶん戻ってくるのは深夜。
休日の割にはとっても忙しい。

休日に突入する前に、週末の仕事の準備をきちんとすませておかないと。
その合間にランニング、何キロ走れるかなあ、心配だあ。



2013年6月8日土曜日

日照りの夏は…

レンゲを植えようかともくろんでいる土地。

私が幼い頃は、祖母がさまざまなものを作っていた畑です。

トウモロコシ、トマト、西瓜、メロン。
夏休みに私たち兄弟が行くと喜んで食べるようなものを
作っていてくれたようだ。

耕運機に乗って、トウモロコシをもぎに行って
戻ると、庭では野外用のコンロの上で大鍋が煮立っていた。
どんどんトウモロコシの皮を剥いて鍋に入れて。
茹でたてのトウモロコシはおいしかったなあ。

耕運機の後をついて来た犬のシロの姿も忘れられない。

ところが…!
その畑の周りには、井戸も水道も見当たらないのだ。
自然の雨にまかせていたのかしら。

そりゃあ、日照りの夏はおろおろしちゃう。

近々確認に行かなくちゃ。


2013年6月6日木曜日

レンゲを植える?

田舎にある母が所有でしている土地。

農地ですが、使用せず置いてある。
そして、その土地は道路計画にかかっていて
道路が土地の中を通る予定。
でも道路が通るのはずっと先のことになりそうだ。

数ヶ月前、草刈りした土地なのだけど
一夏置いたらまた大変なことになってしまう。

一度、耕運機で耕しておかねば…

そうとなれば、そこにレンゲの種まきをしちゃうのはどうだろう。

ミツバチ達も喜ぶだろうし、その後畑にするのにも
肥料になるんじゃないかな?

レンゲ以外にはどんな植物がいいのかリサーチして見ようと思う。
個人的には、タイムとかローズマリーなどのハーブを植えたいところ。



2013年6月2日日曜日

ニホンミツバチプロジェクト

ニホンミツバチプロジェクトがあるんですって。

東京都内でも何カ所でプロジェクトは動いていて
ミツバチが、蜜を集めているんですね。

東京では、公園も沢山あるし蜜源になるような花も
そこそこあるのではないでしょうか。

確か、銀座でもビルの屋上に巣箱を置いているという話を聞きました。
そのビルの屋上がどのくらいの高さなのか知りませんが
銀座の建物は結構背が高いはず。

だとすれば、我が家のマンションの屋上でも
巣箱を置けるかもしれません。
八階のベランダにもときどき蜂がやってくるのですから
屋上でも大丈夫かも。

などなど、夢が広がってしまいます。

今年1年は、情報収集かな。